ビギナーママライダー奮闘記

先月のこと。旦那が大型バイクを新しく買うというので家族でバイク屋さんに行ったんです。旦那が言うには、「私と子どもにもバイク選びを手伝ってもらいから」ってことでした。まぁ、自分ひとりの楽しみではなく、家族を巻き込むことで理解を求めようっていう魂胆だったんでしょうね。別にそんなことしなくても反対しないっていうのに。

旦那は結婚前からバイクに乗ってましたし、子どもが生まれて一旦バイクを手放した際に悔しい思いをがまんしていたのも知ってます。だから大型自動二輪免許を取得したいと言い出したのも特別反対はありませんでした。もっとも、素直に首を縦には振りませんでしたけどね。だってあんまり素直にワガママを受け入れたら調子に乗っちゃうもん(笑)。

そのかいもあってか、バイクの免許費用は毎月3万円のお小遣いを貯金して自分で出したし、タバコやビールも控えて節約にいそしむようになりました。でもって、私や子どもに気を使って一緒にバイク屋さんに足を運ぶようにもなったってわけでした。

あれ?このバイク素敵!

旦那にどんなバイクが格好良いと思うか聞かれ、私は自分がもし乗るとしたらどんなバイクが良いかな? って気持ちで悩みはじめました。それがいけなかったんでしょうね、気がついたらあるバイクを見つけて、その姿が素敵に見えて仕方が無くなってしまいました。

そのバイクはカワサキのW400でした。

旦那は子どもを連れて店内のバイクを見て周っており、私はW400をじろじろと見ていました。すると店員さんが近づいてきて「良かったら跨ってみますか?」と声をかけてきました。

「いえいえ、旦那の付き添いなんでっ」と、断れば良かったのに、なぜか「じゃあ、ちょっといいですか?」とその気になってしまいました。

跨る前までは「バイクに乗りたい!」という気持ちではなく、ただ「素敵なバイクだな」と思っていただけ。それが跨って見よう見まねでハンドルを握って片足をステップに乗せた途端、自分がバイクで走っている姿を想像しちゃったんですよね……

妄想を膨らませてうっとりしていると、旦那が寄ってきて「お前が買うんじゃないんだから」と突っ込みました。それで我に返って旦那のバイク選びに戻りましたが、その後は旦那のバイク選びはどうでもよくなってしまい、ずっとドキドキしっぱなしでした。